東日本大会出場決定戦実施2022年08月06日 16:19

 9月に開催される予定の東日本大会の神奈川県代表で出場する予定のチームが1チーム辞退したため、急遽、東日本大会出場権をかけて有馬ドリームズさんと試合を行いました。

 7月中旬に出場予定チームから辞退の申し出があったということで、出場希望チームの確認メールがあり有馬ドリームズさんとウィングスの2チームが出場希望ということでした。その後、県連盟で出場可能チーム数を確認中ということで待ち状態だったのですが、急遽、今週になってから1チームしか出場できないということで出場権をかけて有馬ドリームズさんと試合を行うことになりました。

 試合の話があったのが月曜日だったことから夏休みで予定の入っている選手見ることから参加できる選手のみで戦うしかない状況でした。ウィングスは、最近部員が増えたので頭数は何とか揃いましたが、四番打者で捕手の5年生が前からの計画している予定があり欠席、また、ここ3週間は、体調不良等で練習を休んでいたレギュラー選手が5名という状況の中で試合をすることになってしまいました。

 休みの捕手の代わりに本来ファーストの5年生に捕手を任せましたが、練習では、レギュラー捕手が怪我等で出場できないことを想定して、サブの捕手として少し練習をしていたものの試合で捕手をするのは初めてという布陣で臨むことになりました。

 本来の守備位置ではない選手は、捕手、ファースト、センターという状態だったので勝てる確率は、かなり低いと思いましたが、チャンスがあるならば子供たちの経験にもなるので試合をさせていただきました。

◆3選手が欠席ながら13人が参加したのアップ
アップ


◆有馬ドリームズさん(シートノック)
シートノック

 試合結果は、やはり捕手のパスボール、盗塁フリーパス状態なので相手チームの選手が塁に出るとやりたい放題という状態でした。

◆スコアボード
スコアボード

 先発の5年生左腕は、日頃の投げ込みの成果がでてきて四死球は0でした。また、2回に取った2つの三振も捕手が捕球できず振り逃げで塁に出したしまいその後パスボールで失点するなど2回以降は、エラーがらみでの失点だけでヒットは打たれませんでした。初回の立ち上がりに2本ヒットを打たれましたが、うまい外野であれば普通に捕れるフライだったので、ちょっと投手が可哀そうな試合となってしまいました。

 一方、攻撃の方では、久しぶりの試合ということもあり初回の攻撃で1・2番打者が弱気になり連続バントでアウトになってしまいました。各自のアイディアで行けるところは、セーフティーバントはしても良いと指導はしているものの立ち上がりの不安定な相手投手を助けてしまいましたね。相手投手が4回で7つも四球を出していることを考えるともっとボールを見極めてほしかったですね。試合途中でもタイムを取り指示をしたのですが、子ども達は、バッターボックスに入ると指示を忘れてきた球を打ちに行っていしまうのでもっと練習が必要ですね。

 そんな中でも一人光ったのは、やはり唯一の6年生でした。本日は、4番捕手が欠席のため最近の打撃の状況を見て6年生ということも考慮し4番に指名しました。3回の攻撃で1点を取りランナーなしの状態から相手投手の投げた真ん中やや高めのボールをジャストミートし50mを超える完ぺきなHRを放ちさすが6年生というところを見せてくれました。

◆試合後は元気に円陣でエール
円陣

 本日は、連盟の理事のみなさんも宮前平小学校に来ていただいて大会同様の緊張感の中で試合をさせていただきました。今回の試合を計画していただいた理事長を始め連盟の理事に感謝したいですね。もともと出場資格がないのですが、チャレンジさせていただいたことは子供たちにとって良い経験となりました。

 ウィングスは、5年生中心のチームなのでこの経験を新人選に向けた力に変えられるように夏休み中にしっかりと練習をしていこうと思います。