川崎市春季大会の振り返り①(投手力)2012年04月09日 21:34

 8日に川崎市春季大会がありましたが、試合を通じての成果等を少しづつ紹介したいと思います。

 今年の川崎市の各チームの投手力は、例年になく高いと思います。有馬ドリームズさん、川崎スターガールズさん、馬絹ビューティーファイターズさん、野川ポピーズさんの4チームの投手は、4年から投げている選手が6年になりエースとしてチームを引っ張っているのは各チーム共通しています。総合力では、ここ数年川崎では各大会連覇を続けている有馬ドリームズさんが、一歩先を行っていると思います。

 今大会でも経験の差が出て、優勝は有馬ドリームズさんでした。大会を通じて感じたのは、例年では、この時季の川崎の各チームの投手はスピードがあってもコントロールが今一つという状態のチームが多く、ここ数年では、コントロールの安定しているのは、有馬ドリームズさんでウイングスが続くぐらいでしたが、各チームの投手の仕上がりの早いのは、指導者も若返り指導がしっかりしてきているように感じました。

 ウイングスの投手は、新5年生で今までも練習はしていましたが、エースの転校で3月から急ピッチで作ったので、スピード、コントロールとも他のチームの6年生投手と比較すると物足りなさはありますが、春季大会では、今できることをしっかりと実戦してくれました。初戦の野川戦での1四球、1失点(自責点0)と実質完封してくれたのにはピックリしました。1週間前に初めて一試合を完投したばかりで、これだけのピッチングをしてくれたのは、自分がエースとして投げるという自覚の表れかと思います。体格は小さいのですが、5年生ながらチーム1の俊足で身体能力の高い選手なのでこれからが楽しみになってきました。

 今年度の大会は始まったばかりですので、これから投げ込み等を行い体力をつけさせて、他のチームの6年生投手と投げ合ってもらいたいと思います。実戦の経験は少ないのですが、大会での落ち着いたピッチングやチェンジアップ等も思ったより上手に投げる器用なところもあるので、これから1月しっかりと練習させたいと思います。

 第二投手についても早期に育成していきたいと思います。子供たちは、時に体調を悪くすることもありますので、これまでの経験からも第二投手を作っておくことは、必須だと思います。最近、新5年生に練習させていますが、結構、投げれそうな選手がいますのでソノカとの二枚看板となれる選手を育成いきます。