県大会1週間前2021年05月30日 15:54

 本日は、県大会(全国・関東・東日本予選)を一週間後に控えての練習でしたが、GW前に左手小指の骨折していた6年生外野手の回復状態が今ひとつということでギブスは取れたものの2週間は継続して安静ということで来週の県大会ではベンチでの応援ということになってしまいました。

 ウィングスは、6年生が7名いるものの5年生がいないので6年生が出場できないと4年生を先発で使わざるを得ない状況となりかなりの戦力ダウンとなってしまいます。

 本日の練習では、県大会に向けて捕手の送球練習を兼ねたセカンド盗塁練習を行いましたが、捕手の送球がかなり安定してきて送球がスムーズかつコントロールが安定してきました。また、レギュラー陣を中心に得点を取る走塁練習も行いましたが、最初はぎこちない動きをしていましたが徐々に動きができるようになってきたのでこの動きを忘れずに県大会でも走塁してほしいですね。

 守備練習では、県大会を想定しレギュラー陣とその他の選手を分けノックを行いましたが、やはり小指骨折の6年生の外野の穴を埋める選手がいないのが痛いです。4年生左腕の二人は当初レフトとライトに入れ6年生がセンターでカバーしてもらうように考えていましたが、センターの穴を埋める選手を4年生の中から探さずるを得ません。本日の練習では、フライに対する反応が良くなってきたレフトの左腕をセンターに入れましたがレフトを守る選手を誰にするか頭の痛いところです。

 内野の守備も県大会前ではありますが、ショートの4年生の肩が良くなってきたのでサードに起用し、サードの6年生をショートに入れて練習を行いましたが、両選手とも以前に守っていたポジションなので違うポジションを経験したことでかなり動きが良くなってきたので県大会では、守備範囲等を考えるとこの守備の方が安定するかもしれません。

 バッティングでは、四番打者のキャッチャーの打撃がここにきてかなり良くなってきました。スイング改造し外野まで打球を飛ばせるよう意識させたところポイントが近くなり打球スピードが出てきて外角球も右中間に持っていけるようになってきたのは大きいですね。また、一番打者もこれまでは、バントばかりでしたが、最近は、外野まで持っていける力が付いてきて打球が鋭くなってきました。怪我が完治していない6年生は経験が浅いもののスイングスピードが速くバットに当たれば大きな打球もあるだけに先発出場できないのは痛いのですが、4年生で穴と埋めていくしかないので、力不足ではありますがスイングがレベルで振れている4年生に期待するしかないようです。

 ピッチャーは、先週の練習で打球をライナーで直接左足甲に当ててその後の経過が心配された右腕は、大事に至らず助かりましたが、1週間ピッチング練習をしなかっただけでコントロールの安定感を欠き、打球に若干恐怖を感じているようですが県大会までの1週間で元の状態に戻していければと思います。また、左腕は、スピードが出てきたので左腕特有のクロスファイヤーに決まるストレートの精度があがれば左打者対策として使えそうになってきました。

 6年生にとって、今回の県大会は、上部大会チャレンジの最後のチャンスです。この大会で敗れてしまうと上部大会の出場はありません。試合をするからには、勝利を目指して全力で戦っていきますが、負けたとしても6年生が楽しく全力を尽くして楽しんで大会に参加してもらえればと思います。 

 また、5月中、体験で練習に参加してくれていた4年生が入部届を提出し正式にウィングスの一員となってくれました。これで部員は16人となり来年度もウィングス単独チームとして試合ができる4年生以下で人数9名が揃いました。現状では、5年生がいないので4年生7人、3年生1人、2年生1人の9人ですが、再来年まで現状の部員で戦えることになるので、新チームは、焦らず来年1年間で色々なことを経験させ再来年には、上位を狙えるチームを作っていければと思います。

 これで満足することなくまだまだ部員を増やしてチーム内で競争ができるようなチームにしていければと思います。みなさんで部員拡大も継続して頑張りましょう。