今年最初の初声大会 ― 2017年02月26日 18:53
毎年4回開催される初声大会の今年最初の大会に参加してきました。この大会は、大会といっても10チームが一堂に会しての交流試合を行うもので優勝を決めるものではなく、少女ソフトボールチームのレベルアップを目的に初声ストロングスの監督が毎年開催してくれている大会です。この大会は一日3試合の交流試合を行うとともに昼休みには4名で構成したチームによる駅伝大会が開催されます。
◆晴天の中での初声大会

駅伝大会では、総合優勝~三位、区間賞に加え参加賞もいただけますが、全て三浦で採れた新鮮な野菜で、子ども達も毎回、何がもらえるか楽しみにしているものです。ウィングスは、部員が少なくなってきた4年前くらいから試合では中々勝てないこともあり駅伝大会では、常に上位入賞を目指すことを子ども達のモチベーションに変えている面もあります。本日も新チームのメンバーで2チームエントリーし、Aチームは新6年3名と新5年1名で優勝狙い、Bチームは、4年生1名と3年生3名で来年以降に向けての経験ということで参加しました。
◆駅伝スタート前の緊張した選手達

駅伝の結果は、Aチームは見事優勝することができました。第1走者は昨年全大会で区間賞を獲得している新5年生でしたが、本日は、区間二位ということでしたが、タイムは5分58秒と自信の過去2番目位に良いタイムでした。その後第2走者がトップになり第3走者が体調不良ながら粘りの走りで二位と踏ん張り第4走者が逆転で総合優勝を飾ることができました。4人の内で区間賞は一人だけでしたが全員が各区間で三位以内のタイムとまさに総合優勝でした。また、Bチームも新4・5年生チームながら19チーム中7位と大健闘でした。
一方、試合の方ですが、第一試合は横浜女子スターズさん、第二試合は初声ストロングスさん、第三試合は大和ホワイトガールズさんとの対戦でしたが、どのチームも攻守にバランスの取れたチームなので県大会を前にとても良い練習試合をさせていただきました。年明けから守備位置を一部変更し、守備の強化を図ってきましたし、攻撃面では、パワーアップを図ってきたので絶好の対戦相手となりました。
第一試合は、横浜女子スターズさんとの対戦でいしたが、相手チームは、ベストメンバーではなく、選手が足りないので大和WGから選手を借りての対戦でしたが、投手は、そこそこのスピードがあり、大和WGの補強選手は素晴らしいバッティングをしていましたが、ウィングスの新5年生エースが初戦とは思えない好投を見せランナーを出すものの粘り強いピッチングで4回を投げ完封勝利を収めることができました。
◆第一試合
横浜女子スターズ 0 0 0 0 |0
花の台ウィングス 1 2 7 0 |10
横浜女子スターズ 0 0 0 0 |0
花の台ウィングス 1 2 7 0 |10
第二試合の初声ストロングスさんのエースは新5年生ながら素晴らしいスピードボールを投げる投手で中々打ち崩せず、初回1点を取って先行するもエラーなどで2対1の最終回の守りで馬絹BFのエースを経験のため登板させ2点を取られるも何とか3アウトを取り良い経験をさせることができました。
◆第二試合
初声ストロングス 0 1 2 2 |5
花の台ウィングス 1 0 0 1 |2
初声ストロングス 0 1 2 2 |5
花の台ウィングス 1 0 0 1 |2
第三試合の大和ホワイトガールズは、投手のスピードは無いものの毎年守備がしっかりと鍛えられているチームです。相手投手の術中にはまり内野ゴロでアウトを重ねないようにと思いましたが、本日の最終試合で昼休みに駅伝を走った後ということもあり全体的に疲れが出て動きも鈍く集中力を欠く試合となってしまったのが残念でした。大和WGは、初回からバント等でゴロを転がし足でかき回してくる例年同様の攻撃で得点を重ねていきます。一方、ウィングスは、相手投手の変則投球にタイミングが合わずに2回まで0点に抑えられ3回に2点を返し反撃するも最終回途中でタイムアップとなってしまいました。
◆第三試合
花の台ウィングス 0 0 2 0 |2
大和ホワイトガールズ 3 2 5 X |10
花の台ウィングス 0 0 2 0 |2
大和ホワイトガールズ 3 2 5 X |10
本日は、三試合を通じて新5年生エースの投球と新布陣の守備(捕手・サード)の実践練習と位置づけで試合に参加しました。特に捕手は、本日の試合が実戦では、初めての経験でしたが投手の投げる荒れ球もしっかり捕球し投手を盛り立てくれました。また、サードに入ったキャプテンもゴロをはじいてもすぐさま広いファースト送球でアウトにしたり、1・2塁の場面ではサードゴロを捕球後すかさずサードベースを踏みアウトを重ねるなど安定した守備を見せてくれました。本日、一日を通じてショートの守備が安定しノーミスで打球をさばいてくれました。また、投手については、新5年生エースは、第一試合では、四球は1つ、三振7つで無失点と好投し、第二試合でも3回を4つのエラーなどで2失点するも三振5つヒット2本に抑える内容でした。第三試合では、流石に疲れが出たのとエラーが2つあり集中力が切れてしまった部分もあり5失点(三振2、ヒット2、四球2)と今一つ冴えない内容でした。
一方、投手3名も貴重な経験を積むことができました。新5年生エースは、疲れた中でどれだけ力を発揮できるか。大きな課題でしたが、スピードもかなり上がってきましたし、序盤は、コントロールの良い投球を見せてくれました。左右の投手については、県大会までに何とか試合で投げられるレベルまで向上させてきたいと思います。
◆試合結果

本日の初声大会を通じて、子ども達は貴重な経験を積むことができました。この時期に貴重な練習試合を計画していただいた初声ストロングスの関係者のみなさんにお礼を申し上げたいと思います。本日は勝ち負けより子ども達に実戦を通じた経験が一番の目的だったので充分目的を果たすことができました。残り少ない県大会までの期間で本日の反省を基にしっかりと準備をしていきたいと思います。
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