春季全国予選 決勝リーグ 三連敗2020年11月23日 18:12

 本日は、春季全国大会県予選の決勝リーグが開催されました。ウィングスは、先週の予選リーグを1勝1敗ながら同率の相模原フラワーズに勝利したことから決勝リーグに進出することができていました。

 9時開門で10時試合開始というタイトなスケジュールの中での試合だったので、第一試合の西湘女子さんとの対戦では、試合の入りが一番心配しましたが、案の定初回の攻撃のチャンスを生かせず無得点に終わって迎えた1回裏の守りで投手のスピード・コントールともに本調子でない中、捕手のリードが単調になりキャッチングも上手くないことから長打とパスボールなどでアウトが取れず9失点と最悪の初回となってしまいました。

 流石に男子チームでプレーしている女子を集めたチームだけあってウィングスのエースの80K超のスピードボールを難なく外野に持っていかれました。捕手の外角一辺倒のリードでは、日頃からマシンを使い外角の速球を打つ練習をしている選手達には、通じませんでした。
 二回以降捕手に話をして内外角にチェンジアップを絡めた投球に切り替えてから試合が落ち着きましたが、時すでに遅しで初戦から大敗を喫してしまいました。
◆一試合目
 花の台ウィングス 0 0 1   |1
 西湘女子     9 0 2   |11
西湘女子戦

 二試合目は、昼食を挟んで11:55からの大和ホワイトガールズさんとの試合となりました。先週の試合では、捕手の後逸などで敗れているので何とかリベンジしたいと思い対戦しました。子供たちも何とか食らいついていきたいとの思いもあり臨んだ試合でした。初回の攻撃では、先頭打者があっさり三振してしまいましたが、2番の3年生がバントヒットで出塁し、三番キャプテンの二塁打で生還し先制点を上げましたが、その裏の守りで当たり損ねの当たりがエラーを誘い4失点と第一試合同様の立ち上がりとなってしまいました。その後は、ウィングスのエースは落ち着きを取り戻し3・4回と1失点するもエラーがらみの失点でピッチャーの責任ではないので今後防ぐことができるはずです。最終回の攻撃では、代打の3年生が四球で出塁し、1~3番が四球と内野安打などで3点を奪い追い上げるもあと一本が出ずに敗れてしまいました。第一試合よりしまった試合となり攻撃でも少しずつ手ごたえを感じられる試合となりました。
◆二試合目
 花の台ウィングス   1 0 0 0 3  |4
 大和ホワイトガールズ 4 0 1 1 X  |6

 三試合目は、西湘女子同様に男子チームでプレーする女子を集めた横須賀女子さんと対戦でした。横須賀女子は、第一試合で大和WGに4対2で勝利し、第二試合で0対2で西湘に敗れているチームですが、投手も安定したピッチングをしていましたし、バッティングも良いチームです。ウィングスのエースは、これまで一日三試合を一人で完投したことがないので体力が持つか心配もありましたが、本人は、自分が投げると意思表示していましたので、先発で送り出しましたが、心配は無用でスピードは、最終戦が一番出ていたように感じました。ただし、西湘女子同様に速い球には、しっかりとバットを振ってくるので5回を投げて5失点してしまいましたが、しり上がりに調子を上げてきましたし、捕手も第一試合では、捕球できなかった高めの速球を何とか対応できるようになってきました。本日一日でバッテリーは、試合を追う毎に成長してきたように感じました。ただし、振り逃げが3つもあり捕手がしっかり捕球していれば失点はもっと抑えられると子供たちも認識できたようでした。
◆三試合目
 横須賀女子    2 0 3 0 0  |5
 花の台ウィングス 0 0 0 0 0  |0
横須賀女子戦

 決勝リーグの結果は、優勝:横須賀女子、準優勝:大和ホワイトガールズ、三位:西湘女子、四位:花の台ウィングスという結果でした。
◆春季全国大会県予選結果
決勝リーグ結果

 新チームとして初の公式戦は、第四位という中途半端な成績となってしまいましたが、発展途上のチームとしては、決勝リーグに残れたことと神奈川県の強豪チームと対戦できたことは、大きな収穫だったと思います。自分たちが今まで練習をしてきたが、他のチームは、それ以上の練習をしていることを実感できたと思いますし、ウィングスのエースは、今大会の各チームのエース級と比較しても引けを取らないし、スピードだけならNo.1かもしれません。

 今年の冬は、しっかりと投げ込みを行いコントロールの精度を上げられればもっと良い投手になると思います。大きな課題は、捕手の育成ですが、本日も試合をこなすごとに成長しているので、投手が成長すれば捕手も同様に成長してくると思います。バッテリーは、来年春の大会に向けて楽しみになってきました。

また、野手陣も昨日の練習で、急遽、サードとショートをコンバートし本日の試合に臨みましたが、ショートに入った3年生が想定以上の活躍でした。第一試合では、内野ゴロ2つとハーフライナーを1つアウトにする活躍でしたし、サードに入れた5年生も三試合で5つもアウトを取ってくれました。こちらも冬の間にたくさんのノックを受ければ良い三遊間になりそうです。

 春季全国大会予選を通しての大きな課題は、攻撃力です。ピッチャーは、このまま順調に成長すればかなり良い選手になると思いますし、今大会では、登板しなかったキャプテンの左腕もかなりのスピードボールになって来ているので二枚看板になれば試合数が多い大会でも全く問題ないと思いますが、攻撃力は、もう一度一からバッティングを見直していかないといけませんね。

 本日は、父母も含めたくさんの応援ありがとうございました。子供たちは、緊張感のある中で楽しく全力でプレーできたと思いますが、同時に自分たちの力のなさも実感した一日だったと思います。
 
 来週から再度、基礎練習も含めた練習を行っていきたいと思います。同時に部員の拡大を図り再来年も単独チームでできるように部員を増やしチーム内で競争ができるようにしていきたいと思います。みなさんのご協力をよろしくお願いします。

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