東日本大会終了2019年08月19日 09:51

 今年の東日本大会は、8月16日(金)に監督会議・開会式が行われ17日(土)~18日(日)の日程で青森県平川市で開催されました。土日は台風の影響で若干雨も降りましたが、試合の方には問題なく全日程を終了しました。

ひらかドーム

東日本大会
◆ひらかドーム(グランド)
ひらかドーム

 ウィングスは、初戦こそ4回コールドゲームで勝利し、二回戦に進出するものの二回戦で地元青森県代表の平川ZEPHYRSスポーツ少年団に2対3でサヨナラ負けを喫してしまいました。

 6月の県大会以降、ウィングスの目標は、東日本大会上位入賞ということで取り組んできて二回戦途中までリードしただけに悔しい結果となってしまいました。
敗戦の責任は、監督の采配のミスですがここまで頑張ってきた選手たちに二日目の準決勝の場で試合をさせてあげたかったので試合後は、かなり気持ちが落ち込みました。

 ウィングスのエースは、東日本大会参加の各チームのエースと比べて見ても引けを取るどころか、スピード・コントロールを兼ね備えた優秀な投手だと実感することができました。一回戦は、4回を投げ1安打に抑え、三振12個でアウトは全て三振をいう結果でしたし、二回戦は、7回を投げヒットは4本打たれるも三振10個、四球は歩かせることを視野に入れた投球の1個と抜群の安定感でしたが、バックが守り切れず敗れてしまいました。

 攻撃では、大会前に不調だった1番、4番は、この大会で実力をいかんなく発揮し二人でヒット9安打HR2本と活躍てくれましたが、3番・6番は、ノーヒットとブレーキになってしまい打線のつながりがなくヒットは出るものの得点に結びつかなかったので仕方ありません。

 一回戦の初回、攻撃は初回相手投手の様子見で確実に得点を取りに行きましたが、徐々に打線が相手投手をとらえ4回に大量得点をあげ、4回途中でコールドゲームとなり初戦を突破できました。
◆一回戦
 サンライズ千徳  0 0 0 0 |0
 花の台ウィングス 2 1 1 6 |10x

 二回戦は、初回から相手投手に先頭打者がヒットで出塁し、2番の送りバンドでチャンスを広げ4番のヒットで得点を挙げる理想的な立ち上がりを見せました。
 しかし、下位打線は、相手投手を捉えられず、三振の山を築いてしまいました。3回にも1回同様の攻撃で追加点を取り4回までは、ウィングスペースで試合が進みましたが、相手投手は、ここからチェンジアップを多投し、ウィングスの打線のタイミングを外してきました。ウィングスの上位打線は、この投球にハマり4回以降1安打に抑えられ追加点を取ることができませんでした。
 一方、守りでは、5回に4番打者に投じたチェンジアップが内角に入ったところをレフト戦に引っ張られ、レフトも緩慢な守備でHRとしてしまい1失点、6回には、レフトフライを捕球体制に入っていながら捕球できず顔面にボールを受けてしまう考えられない守備で二塁打にしてしまい、その後内野ゴロなどで2点目、最終回は、ウィングスの攻撃では、先頭打者がヒットで出塁しノーアウト二塁のチャンスを作るも後続が続かず無得点、一方、守りでは、ボテボテゴロを一・二塁の連携が上手くいかず連続出塁させ、最後は、レフト前に落とされサヨナラ負けを喫してしまいました。
◆二回戦
 花の台ウィングス  1 0 1 0 0 0 0 |2
 平川ZEPHYRS 0 0 0 0 1 1 1 |3x

 ウィングスの目標としては、二回戦を突破し準決勝で全国大会三位の琴丘ドリームシャインさんと対戦することでしたが、その前に敗れるという結果は、不本意ですが、現在の実力なのかなと思います。二回戦で敗れた平川ZEPHYRSさんは、部員が20名と多くチーム内の競争も激しいと思います。外野手にも6年生が入り外野フライもしっかりとアウトにされましたが、ウィングスは、外野に飛んだら仕方ないという状況なのでこのチームで良くここまでできたというのも実感ですね。一方で、この大会までに外野の守備や攻撃陣を指導しけれなかったのは、指導者の責任だと思います。部員ギリギリの状況でも交流戦で対戦した藪塚リーズさんのように低学年もしっかりと動いているチームを見ると指導不足、指導者不足を実感する大会となりました。

 6年生の上部大会は、これで終了しましたが、9月には、市内大会、区子連大会、東京立正杯、県秋季大会と大会が目白押しなので、ここで気持ちを切らさず最後まで全力でプレーしてほしいと思います。

東日本大会交流戦2019年08月19日 11:09

 東日本大会の初日で敗れたチーム同士での交流戦を事務局で設定していただきました。ウィングスは、決勝進出も想定して16:38発の新幹線を取っていたので午前中に二試合を希望し、一試合目にウィングスと同様に二回戦で敗退した群馬県の藪塚チェリーズさんと対戦し、続けて岩手県の前沢フェニックスさんと対戦させていただきました。
◆きれいなグランドでの交流戦
交流戦

 一試合目の藪塚チェリーズさんは、9名ギリギリというチーム事情ながら東日本大会に出場し、初戦を大差で突破するという基本がしっかりしたチームです。ウィングスは、今回、参加した選手で一・二回戦で出場機会のなかった4年2名・2年1名の3名をスタメンで出場させ、守備位置もバッテリー以外は、内野も4・5年生に任せる形で試合を行いました。

 藪塚チェリーズさんの6年生は、3名と少ないのですが、3名ともバッティングが良く投手・捕手・ショートと主要のポジションをしているのでしっかりとしたチームでした。また、外野手も低学年が守っているものの動きが良くバッティングでは、バントやたたきなどしっかりと指導が手ってしているのを実感させられるチームでした。試合の方は、内野後をと捕球しても内野安打にしてしまったり、取れる打球送球をとれずにエラーを重ね2対0で敗れてしまいました。終盤に6年生を投入して何とか得点することを狙いましたが、途中出場の6年生たちのモチベーションも低く点を取ることができませんでした。
◆一試合目
 藪塚チェリーズ  0 0 1 0 0 1 0 |2
 花の台ウィングス 0 0 0 0 0 0 ー |0

 交流戦二試合目は、岩手県の前沢フェニックスさんと対戦させていただきましたが、前沢フェニックスさんは、8月上旬に行われた東北大会岩手県予選で優勝しているチームなのでウィングスもベストメンバーで臨みました。結果は、終盤追い上げられましたが逃げ切りで勝利することができました。 
◆二試合目
 前沢フェニックス 0 0 0 2 0 |2
 花の台ウィングス 3 0 0 1 0 |4

 東日本大会では、本戦は二回戦敗退、交流戦は、1勝1敗という結果でしたが、子ども達にとって、とても良い経験ができた三日間だったと思います。
今回の青森遠征は、事前の準備から当日の行動まで父母の皆さんには、多大なご理解とご協力をいただき無事に大きなイベントを終了することができました。

 大会の結果は、二回戦敗退という結果でしたが、青森遠征、ドームでの試合、通常試合の市内東北チームとの対戦等、貴重な経験をすることができ子ども達の今後の成長に期待したいと思います。これで終わりではなくもう少しこのチームでの試合が残っていますので、引き続きよろしくお願いします。