川崎市春季大会の結果は、第四位でした。
　エースの転校により４月からエースとして頑張っていかなければならないソノカが１日３試合をすべて一人で完投してくれました。

　初戦は、４年生からエースとして投げている６年生の好投手を擁する野川ポピーズさんとの対戦でした。ソノカの立ち上がりを内野がもり立てて初回を０点に抑え波に乗ることができ４回を投げてノーヒット、１四球、５三振、失点１（レフトのエラーによるランニングHR)に抑えてくれました。

　一方、攻撃の方では、３回にランナー１人を置いて四番打者のアユがライト線を抜けるHRで２点を先行し、結果として２対１で逃げ切り勝利することができました。この試合は、予想外に投手並びに野手の頑張りで最少失点に抑えることができ、理想的なゲーム展開で勝利に結び付けてくれました。

・野　川　0　0　0　1　：　1
・花の台　0　0　2　X　：　2


　準決勝では、県大会でも対戦し敗れている川崎スターガールズさんとの対戦でしたが、この試合では、引き続き、エースのソノカが打たせて取る投球をしてくれましたが、野手陣がエラーや悪送球で足を引っ張り、途中で集中力が切れたのか結果として３回を15失点で大敗を喫してしまいました。

・川　崎　5　4　6　：　15
・花の台　1　0　0　：　１


　続く三位決定戦では、今季初めて対戦する馬絹ビューティーファイターズさんとの対戦となりました。馬絹さんの左投手はスピードがあり、経験が浅い選手が多いウイングスでは、歯が立たないかと思いましたが初回の攻撃で、２アウトから三・四・五番の６年生トリオの活躍で２点を先行することができました。１回の守りでは、２アウトから２四球と２安打などで３点を返され逆転されてしまいました。２回の攻撃で更に４点を加点し逆転に成功しましたが、最終回にエラーと四球が重なり最後は、馬絹の一番打者に右中間を抜かれるHRを打たれて逆転サヨナラ負けを喫してしまいました。

・花の台　2　4　0　  ：　6
・馬　絹　3　0　4x　：　7


　本日の試合での成果は、新エースのソノカが一人で３試合を完投してくれたこと、また、今年は、好投手が多い中でも積極的に打ちに行くことで得点をあげて接戦を演じられたことです。課題は、やはり守備がしっかりと守れることと球速のある投手相手でもしっかりとバントができることです。５月６日（日）には小泉杯があり、初戦は、再び馬絹ビューティーファイターズさんとの対戦ですし、５月２０日には、全国、東日本、関東の各大会出場権をかけた県大会が開催されます。あと、１月ちょっとですが、しっかりと練習し、一人一人のレベルアップに努めることとします。
　

　このチームは、昨年、１０月以降にメンバーが揃い、そこから基礎練習を繰り返しやってきましたが、ここにきて、チーム力が急速に上がってきたような気がします。投手の頑張り、野手の頑張り、攻撃での積極性等、徐々にですが上向いてきています。当面は５月の県大会に向けて色々なことを試してみたいと思います。